
起きている間は筋肉や脳に使われます血液が、眠っている休息状態では、皮膚に多く流れるようになります。私たちの体は自律神経の働きで、眠ってか ら30分程で、体温は急激に下がり始めます。すると、それを戻そうとして末梢神経が広がって、皮膚の血流がよくなり、老廃物を排出させると同時に栄 養が補給され、肌が再生されやすい条件が整うのです。
さらに、眠っている間は、たんぱく質を合成し、ダメージを修復する「成長ホルモン」の分泌がさかんになります。このホルモンは、熟睡するほど分泌 量が増え、睡眠から3時間後に一日のピークを迎えるということです。つまり、睡眠中の肌は、栄養補給と修復・再生作用がもっとも活発になる状態なのです。
このホルモンの分泌には、「熟睡」のほかに、私たちの体が日照時間によって変化を繰り返す「体内時間」のシステムも深くかかわっています。体内時 間では、皮膚の細胞分裂のピークは夜の12時前後。ちょうどこの時間に成長ホルモンの分泌が盛んになるように、遅くても12時までにはベッドに入るようにするのが、眠りの美肌効果を最大にするコツです。